コンプレッサー（エンジン駆動型）
■ 空気の圧縮機
| 型式 P L U E 22 7 | 岩田 ｢COMG｣PLUE22ｰ7 セット構造 ポータブル型（軽便型） 潤滑方式 油潤滑式 アンローダ制御方式 エンジンの種類 ガソリンエンジン 出力 2.2kW(3Ps) 圧力 0.7MPa |
| 吐出空気量 タンク容積 重量 | 295L/min 11L 60kg |
吹付ガン、スプレーガン、エアーコートガンなどを使用する時に、空気を送る為に使います。特に、空気量を必要とする、吹付けガン（タイル、リシンなど）を使用する時に使う現場作業用のコンプレッサーです。
このコンプレッサーは、セルモーターは付いておらず、リコイル式といってひもを引いてエンジンを始動します。塗装屋としてはごく一般的なタイプ
です。
吹付けガン特にタイル（中でも大塚のＡＡマルチガン）はエアーを大量に使うのでこのタイプ以上のコンプレッサーが必要になります。これより小さな出力のタイプを使用するとエアーが足らず、圧力が落ち吹付け面の模様にムラが出来てしまいます。
パワーはありますが、音がうるさく、重たい（エンジンタイプの中では軽いのですが）短所があります。
エアー補助タンク
■ コンプレッサーの補助
型式 自作
安定した圧力、きれいで水分の少ない空気を送る為の、コンプレッサーとセットで使うものです。
通常、ＰＬＵＥのような現場作業用のコンプレッサーは減圧弁（一定の圧力に減圧する装置）やゴミや水分を除去する装置は付いておらず、タンクも小型のものが付いています。市販の補助タンクも売られていますが、これは、自作のものです。
安定したエアーが出れば吹付けのムラが少なくなります。水分の少ないエアーはガンのノズルなどの凍結防止になります。大きなタンクはコンプレッサーの負担減少になります。
コンプレッサー（電動）
■ 空気の圧縮機
| 型式 電動機出力 最高圧力 吐出空気量 タンク容積 重量 | セイワ ハンディーコンプレッサーHC－900 900W 9.5kgf/c㎡ 95L/min 16L 28kg |
吹付ガン、スプレーガン、エアーコートガンなどを使用する時に、空気を送る為に使います。特に、空気量、圧力をあまり必要としない、エアーコートガンを使用する時にセットで使います。
このコンプレッサーの特徴は、小さくて軽量な為、運搬が楽。動力源がエンジンでなくモーターなので静か。圧力を調整する「減圧弁」が付いている。などです。
通常、出張用のエンジンコンプレッサーは約５０ｋｇ以上あり、車への積み下ろしがひとりでは困難なタイプがほとんどです。その点これは、２８ｋｇと軽量なのでひとりでも大丈夫です。
短所としては、空気を大量に使う道具には使えない事です。
ひしゃく
吹き付けガンに材料（塗料）を入れる時に使います。
入れやすいように一ヶ所とがっているところがあり、右向きと左向きがあります。
金属の部分はアルミでできていて軽くて丈夫です。水を汲むひしゃくでは重さに耐えられずすぐ壊れてしまいます。
Ｐポット
調色容器として販売されていますが、取っ手と注ぎ口があるので、カップガンのカップに塗料を入れる際便利な容器です。