温風低圧塗装機(Maxum2スプレーガン+HV9100)
仕上がり重視で、塗装面積が少ない場合の吹き付けに使用する道具です。スプレーガン同様、下カップ、上カップ(サイドフィード)があり、圧送式としても使えます。写真は下カップ式です。
塗料、被塗装物などに応じ、ノズルのサイズ、エアーキャップ(ガン先端の空気が出る所)、ニードルを選択し、塗料噴出量、パターン調整、エアー量を調整して使います。
実際には、セットのエアーコンプレッサー(タービンユニット)から、セットの太いエアーホースをグリップ下につないで使います。
この種類のガンは一般的にきれいな塗装が出来るのですが、普通のカップガンと違い、塗料の飛散がとても少なく、塗着効率は、普通のカップガンに比べ、2~3倍と優れています。従って、簡単な養生ですみます。
スプレーガン (通称カップガン)
仕上がり重視で、塗装面積が少ない場合の吹き付けなどに使用する道具です。例えば、家具、建具、シャッター、車両、などに使用しています。
スプレーガンには、大きく分けて重力式(上カップ)、吸上式(下カップ)、圧送式があり、写真左が重力式、写真右が吸上式です。
用途に応じて各社様々なガンがあります。更に、塗料、被塗装物などに応じ、ノズルのサイズ、空気キャップ(ガン先端の空気が出る所)を選択し、塗料噴出量、パターン調整(共にグリップ上のネジ)、エアー量(グリップ下のネジ)を調整して使います。
実際には、エアーコンプレッサーからのエアーホースをグリップ下につなぎ、粘度調整した塗料をカップに入れ、レバーを引いて使います。
この種類のガンは一般的にきれいな塗装が出来るのですが、塗料の飛散が多いので現場塗装の場合注意が必要です。従って、建築塗装ではあまり使われず、自動車の板金塗装や製造業の工場などで使われています。